清書作業が終わり、時計を見やると三時間が経過していた。 外はもう真っ暗だ。 いつのまに使っていたのか、学生時代の和訳辞書が膝の上で開かれている。 まったくこいつは……。 僕はタイプライターに目を落としながら大きく息をついた 出来上がった文章を読み…
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