あこがれのタイプライター
一昨日、面白いフリーソフトを見付けました。
なんと、キーボードのタイプ音をお好みで設定できるソフト。
その名も 『 Noisy Keyboard 』
(参考サイト:http://pcgenki.com/soft3/nkboad.htm)
このソフトをインストールして、
サウンド設定でキーボードのキーに好きな音を設定すればいいのです。
僕は子供の頃からタイプライターに興味を持っていまして、母方の実家
(僕の祖父母の家)に行った時、庭の先に目をやれば稲畑が一望できる
縁側の端っこで置物と化していた電気式のタイプライターを見るのが
楽しみなほどでした。
(残念なことに故障していまして使えませんでした。 TωT;
なんでも、新し物好きだった祖父が、買ったは良いが使いこなせず
縁側の隅で眠らされてそのまま経年の劣化で言葉を叩き出せなくなった
そうです。
物は使わなくても壊れるという不思議をその時知りました)
まあ!
ともあれ!
要するに!
僕はタイプライターのタイプ音が好きなんですね。^ω^;
かの名作ゲーム『バイオハザード』
のセーブ時のエフェクトしかり。
スティーブン・キング原作の映画『ミザリー』
の登場人物、悲運の作家ポール・シェルダンが叩いていた
ロイヤル10の打鍵(だけん)音しかり。
あの、紙と金属がインクをサンドイッチする
パタンッ!
パシャンッ!
タンッ!タタタタンッ!
という打鍵音。
改行を知らせる
リ~ン♪
という小鳥が囀りにも似た鈴の音。
あれって、
(本機の後ろ側に自転車のベルみたいなのがくっ付いてるんだよね)
給紙ロールが巻き込んだボンド紙を手で押し戻す。
ジー――カシャン
という小休止……。
実に僕の鼓膜を心地好く叩いてくれました。 -ω-*
てな訳で
僕はこのソフトを使ってキーボードのタイプ音を
タイプライターの音にしました。
音源はタイプライターを紹介するあらゆる動画や映画DVD
(特定人物の名誉や権利を侵害せず、個人で楽しむ分には問題ないはず……)
からサンプリングして音声編集ソフトを駆使し、キータッチの瞬間に音がなる
ようにトリミング。
スピーカーから出る音を考えて、簡素の部屋で鳴り響く音の
反響を表現するよう苦心しました。
いや~、その甲斐あってなかなか叶ったタイプ音が出来ました。
最近では
http://www.datamancer.net/keyboards/deco1/deco1.htm
上記のサイトのような
タイプライターをイメージしたキーボードもあるらしいので
日本で発売されたら是非とも――文字通りに――〝手元〟に
欲しいですね ^ω^*ゞ
それでは今この辺で ノシ